パーパスとは何か、パーパスをインナーブランディングに活用するにはどのようなポイントがあるのかなどについて解説します。
パーパス(purpose)とは、目的や意図といった意味を持つ言葉ですが、ビジネスの分野では主に「企業や個人の存在意義や目的」を示す言葉として使われています。また、存在意義・目的に基づいて企業経営を行うことを「パーパスブランディング」と呼びます。
パーパスに取り組むことは、インナーブランディングにつながります。インナーブランディングでは、従業員たちに企業理念やブランド価値といったものを浸透させる必要がありますが、パーパスに取り組むことにより、自分たちが普段行っている業務についてより深く理解してもらうことが可能です。 何のための作業なのか、どういった社会的意義があるのかなどについて理解を深めてもらえれば、それだけモチベーションが高まる効果も期待できるでしょう。
そのため、パーパスによるインナーブランディングに取り組みたいと考えているのであれば、まずは従業員に対して理解を深めるためのパーパスに取り組むことが重要になります。従業員がパーパスについて理解し、受け入れられるような取り組みに力を入れなければなりません。 例えば、社内イベントでパーパスを体験してもらうのも良いでしょう。従業員への理解を深めたうえで社外向けのメディアなどを活用してパーパスを浸透させていくことが重要です。
パーパスは欧州ではすでに根づいていますが、国内企業ではまだそれほど広まっていません。そのため、パーパスの成功例などを確認しながら自社で取り入れたいと考えているのであれば、海外の成功事例なども確認してみると良いでしょう。
実際に、企業ではどのような形でパーパスによるインナーブランディングを行っているのでしょうか。事例について紹介します。
通信事業者であるNTTコミュニケーションズの事例です。上層部によって意思決定が行われ、それに基づく形で下部組織が動くトップダウンではなく、それぞれが自分ごと化することによってNTTコミュニケーションズならではの価値を見いだすための取り組みが行われました。 活用したのは、自社の立ち位置や存在意義といったものをまとめた「ストーリーブック」です。ストーリーブックを読むことによって、一人ひとりの社員が自社のパーパスを深く知り、理解できるような取り組みにつなげています。
電機メーカーであるNECの事例です。パーパスの背景をしっかりと伝える取り組みに力を入れています。 例えば、表現については、社内の誰でも理解できるようなものにこだわりました。中でも中途採用者は多様性がありますが、だからこそ理解されやすい表現に力を入れたとのことです。 新入社員にガイドラインを確認してもらい、表現を改めるなどして伝わりやすい工夫をしています。
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